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『クロール ―凶暴領域―』吹替版

映画・ドラマ日記
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個人的な映画・ドラマ日記です。
「ジャンル」は鑑賞媒体によるもの、もしくは独断により分類しました。
「評価」は自分のお気に入り度です。
ネタバレを含む箇所は非表示にしています。ご了承の上「▶こちらをクリック」をクリックまたはタップしてお読みください。

作品情報

タイトル:クロール-凶暴領域-
監督:アレクサンドル・アジャ
脚本:マイケル・ラスムッセン ショーン・ラスムッセン
公開:2019年7月12日(アメリカ)/2019年10月11日(日本)
配給:パラマウント映画(アメリカ)/東和ピクチャーズ(日本)
上映時間:87分
ジャンル:パニック,動物,アニマルパニック,サバイバルスリラー,ディザスター
評価:★★★★☆
※出演者は「登場人物」を参照

登場人物(出演者)

主人公

ヘイリー・ケラー(カヤ・スコデラリオ)
大学生。水泳選手。勝ち気で強情。
両親の離婚は自分のせいではないかと気に病み、父とは疎遠。

ケラー家

デイブ・ケラー(バリー・ペッパー)
ヘイリー、ベスの父親。建設会社の社長。

シュガー
ケラー家の飼い犬。シュナウザー系の中型犬。

ベス・ケラー(モーフィッド・クラーク)
ヘイリーの姉。既婚子持ち。明るくお節介。

その他

ウェイン(ロス・アンダーソン)
地元の警察官。ベスの元恋人。ヘイリーとも顔見知り。

あらすじ

イメージ画像です。実際の映像とは関係ありません。

大学生で競泳選手のヘイリーは、フロリダ大学で開催された水泳大会に参加していた。
ベスト記録まであと一歩だったが押し切れず、スカラシップ(給付型奨学金)も逃してしまう。
大会後、姉のベスから、地元のフロリダにカテゴリー5(後述)の巨大ハリケーンが接近中だが父のデイブと連絡がつかないとの電話を受ける。
ヘイリーも電話をかけてみるが繋がらず、様子を見に行くことに。

デイブはヘイリーの幼い頃から二人三脚で水泳に取り組んできたが、そのために夫婦関係が疎かになり離婚。
今は家族が住んでいたコーラル湖畔の家を売りに出し、別の家で愛犬シュガーとともに一人暮らしをしている。

すでに道路は冠水しかけており、ヘイリーは顔見知りの警官ウェインに引き返すよう言われたが、無視してデイブの家に向かった。
家には愛犬シュガーしかおらず、ヘイリーはシュガーも連れてかつての実家に車を走らせた。

風雨が強まる中たどり着くと、デイブのトラックが停めてあるものの姿は見えない。
シュガーを残して地下室に下りると、床はぬかるみ、つけっぱなしのラジオや工具が散乱していた。そして肩に重傷を負い意識を失ったデイブの姿が。

デイブをビニールシートに乗せ地上階に向かうも、突然、巨大なワニが襲ってきた。
かろうじて配管に守られた安全な場所に逃れるが、ヘイリーは携帯電話を落としたことに気がつく。
ヘイリーは無謀にも携帯電話を探しに行き、助けを呼ぼうとしたが、またしても現れたワニに襲われ、電話は踏み潰され、ヘイリーも脚を負傷する。
しかも地下室にいるワニは1匹ではなかった。

デイブの助言で、ヘイリーは地上に続くもう1つの出口に望みをかけるが、その上げ蓋にはチェストが置かれて地下からは開かない。
ヘイリーの気配に駆け寄ったシュガーが必死に前脚で引っかくが、勿論びくともしなかった。

そのうち地下室に水が流れ込み、水没も間近となる。
覚悟を決め、別れた妻や壊れた家庭への未練や後悔を口にするデイブ。自分だけ逃げるよう言われるもヘイリーはきっぱり拒絶し、脱出への道を探るのだった。

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あらすじ続き

以下はネタバレを含みます。ご了承の上、▶をクリックまたはタップしてください。

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地下室がほぼ水没した頃、ヘイリーは向かいのガソリンスタンドに火事場泥棒の若者たちがうろついているのを見つける。
だが声を張り上げても、暴風雨で聞こえない。ヘイリーが持つライトの光にようやく気づいた直後、彼らはワニに襲われ全滅した。

さらに要救助者を探しにウェインと同僚の警察官がボートでやってきた。
ウェインは避難勧告を無視したヘイリーを気にかけており、ケラー家を捜索。地下室を覗き込むが、水中から飛び出したワニに食いつかれ引きずり込まれた。
同行の警察官は外で待機していたが、彼もワニに食い殺される。

救助はあてにできないと悟ったヘイリー。
決死の覚悟で安全圏を出て泳ぎ、通気口から外に出ようと試みる。地下室に出現したワニたちもそこから侵入したようで、巣や卵らしきもの、そしてウェインの遺体が水に浮いていた。
地下室から逃れたヘイリーは、1階から地下室の床を破り、溺死寸前のデイブを助け出す。

恐ろしい勢いで水かさは増していき、ウェインらの乗ってきたボートでの脱出もうまくいかず、ヘイリーとデイブ、シュガーは再び家の中に戻るはめに。
1階は完全に水没している。
離ればなれになった際、デイブは侵入していたワニに襲われ、右腕を食いちぎられてしまった。
何とか合流し2階に逃れるも、もはや2階も安全とは言えない。
父娘は最後の力を振り絞って屋根に上がり、発炎筒を点火。
そこへ天の助けのごとく救助ヘリが現れるのだった。

感想

サブタイトル=B級

邦題にいかにも不要なサブタイトルがついている映画は経験上、B級以下が多い。
この映画も「凶暴領域」というサブタイトルがつけられている。
「凶暴領域…凶暴領域て…」思わず繰り返してしまうチープさ(褒め言葉)。
いや確かに凶暴領域だけども。
ちなみにポスターの宣伝文句は「思い出の我が家はヤツらのテリトリー」。
温もりと安心感に包まれた安定のB級臭さにホッとしてしまう(褒め言葉)。

勿論クオリティに期待はしておらず、時間の短さとアニマルパニックに魅かれ、B級映画と決めつけて鑑賞したが、ワニが登場した辺りで認識を改めた。
なんとワニの出来がB級にあるまじきクオリティ。
「おぉ!?」と感嘆の声が漏れるのりまき家。
鱗の質感といいなめらかな動きといい、これは思わぬ拾い物かもしれんぞと、久々の大ヒット(B級的に)の予感。

相方
相方

暗くてちょっと見にくいところもあったけど、雰囲気を壊さない程度に視覚的な配慮がされていたと思う

あず
あず

恐怖を演出したいのか、ほとんど何も見えないんですけどって映画もあるもんね

上質なアニマルパニック

人為的な要因により突然変異を遂げた生物との闘いといえば『ピラニア』や『ディープ・ブルー』が思い浮かぶが、本作はワニには余計な手は加えていない。
あくまでワニは普通。そこへ「父娘のドラマ」×「アニマルパニック」×「ディザスター」という3つの要素を巧みに組み合わせ、『アナコンダ』を彷彿とさせる、緊迫感のあるシリアスな作品に仕上げている。

加えて、浸水やケガによる命のタイムリミット、出口のない地下室と無人の街、重傷のデイブを抱え武器もなく大幅に狭められる選択肢、「時間」×「舞台」×「行動」という3つの制限も設けられ、少々無理のある設定や展開もものともせず、最初から最後まで魅せてくれる。

さらに、あまり役には立たないが大人しくて可愛いシュガーが癒し兼アクセントとなり、犬好きにまで刺さる作品になっている。
パニック映画やホラー映画に出てくるわんこって、最初に犠牲になって「次は人間だぞ」的に使われることが多いけど(最近観た中では『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』)、シュガーが最後までデイブに抱かれてケガもせず、3人で助かったというだけで評価に値する。

のりまき
のりまき

デイブとヘイリーだけだと濃すぎるというか息が詰まる

相方
相方

あーわんこ挟むといろいろと和らぐよね

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ウェインはなに?

姉の元彼氏で現警察官という役どころで出てきたウェイン。
いかにも地元の町を守るお巡りさんといった、人の好さそうな(だが少々抜けている印象の)青年で、元カノの妹であるヘイリーにも気さくな上、避難勧告を無視した彼女の様子をわざわざ見にきてくれる。

作品の性質上、ヘイリーとの間に恋が芽生えてラストはキスシーンという展開にはならないだろうが、共闘くらいはするのかと思っていた。
地下室からヘイリーとデイブを救助して、今度は街からの脱出になり、その中で命を落とすのではと予想していたら、警戒感ゼロで水没した地下室を覗き込み、あっさり食い殺されるウェイン。

ガバアッと現れたワニに噛みつかれて水中に消えるまで、ほんの数秒。そして汚水にプカプカ浮かぶ間抜けな死に顔。…か、かわいそうすぎる。
いずれは死ぬ運命の脇役ではあるが、ウェインがいい人だっただけに、同じ殺されるにしてもワニに一矢報いるとか、もう少しだけ活躍させてあげてもよかったのにと一瞬思ったが、ワニがいると知りつつのほほんとしている頭の悪さと勘の鈍さでは致し方ないかもしれない。

デイブはなに?

作品では、互いを思いながらもうまくいかなくなっていたヘイリーとデイブが、命の危険に晒された状況下で本音を吐露し合い、かつての絆を取り戻していくといった親子のドラマも描かれている。
似た者父娘が愛犬とともに脱出する姿には危うく感動しそうになったが、ちょっと待て。

そもそもこの父娘も頭悪くないか?
アメリカはフロリダ在住であれば、ハリケーンの脅威は十分に理解している筈。
しかもカテゴリー5の最強クラスだというのに、感傷だか何だか知らないが、のこのこ湖畔の家にやって来て修理?
ワニが侵入するとまでは予想できないだろうが、台風の時に川や海の様子を見に行く人に通じるものを感じる。

父も父なら娘も娘で、ヘイリーが制止も通行止めも振り切って無理やり実家に戻るから、こういう目に遭うし警察官も2人死んだ。
百歩譲って今の実家にはシュガーが取り残されていたから、犬飼いとしてはそこまではよしとしても、さっさと引き返せばデイブが1人犠牲になっただけで済んだ。
まあでも、今さら引き返すわけにもいかないだろうことは心情的には理解できる。

ヘイリーも十分に強情で自分勝手だが、やはりデイブがいちばんのアホなのは間違いない。
だが自身は右腕を食いちぎられ、自分のせいで娘は脚をケガして今後の選手生命が危ぶまれるのだから、十分すぎる報いを受けさせられたと思う。

相方
相方

何でもかんでも自己責任論を持ち出す気はないんだけど、考えなしの行動が生む結果を考えたらねぇ…

のりまき
のりまき

この2人の場合は完全な自業自得だしね

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ツッコミどころ

イメージ画像です。実際の映像とは関係ありません。

ご多分に漏れず首を傾げるシーンが随所に見られた。現実と比較するのは野暮だが書いてみる。

最強の捕食者?

かつて水泳の練習で挫けそうになるたび、今は脱出のためこれから危険を冒す、または弱気になり諦めかけるヘイリーを鼓舞するため、デイブが繰り返す魔法の言葉「お前は最強の捕食者だ」。
見つめ合い、何なら両手で顔を掴みながら大真面目に父娘で復唱しているが、ちょっと笑ってしまう。

ごめん悪いけどワニ食わんよね?というか食えんよね?
今の状況下で最強の捕食者はワニでしょうが。何を言ってるのよ。
それに水泳では記録を競っているのに何で「捕食者」が出てくるのか解らん。
「お前は最強の捕食者だ」とリフレインされるたび、笑いがこみ上げてしまった。

泳ぐ速度ワニvsヒト

人間の場合、最も速い泳法はクロールで、速い人は時速7.2kmほどで泳ぐことができるらしい。対してワニの場合は時速30kmとも言われている。

ヘイリーがいかに優れた水泳選手であっても、ワニに本気を出されて追われたら勝負にならない。
フロリダに生息するアメリカアリゲーター(ミシシッピワニ)の全長は約400cmなので、彼らが身動きしづらい狭く障害物のある場所でなら、運がよければ速度に関係なく逃げ切るのも可能かもしれないが、街のど真ん中ではいくら「最強の捕食者」と洗脳したところで無理なものは無理そうである。

ちなみにワニの噛む力は非常に強く、動物界で最も強いと言われるナイルワニは約2tにも及ぶという。調べた限りではワニの種類と数値には諸説あるが、ワニ最強説は覆らない。
目を突くというヘイリーの対処は正しいが、まともに噛みつかれたならあの程度では済まない筈である。

いつお腹いっぱいになるの?

アニマルパニックあるあるだが、野生動物は満腹状態であれば狩りはしないのに、映画では短時間にどう見ても食べきれない数の人間を殺戮する。
しかも話が進むに従い、より残酷で苦しむやり方になっていく。これはゾンビ映画あるあるでもある。

本作では食害シーンは写されていないが、執拗に人間を襲うのは捕食するためとしか考えられない。その上で「一体いつになったらお腹いっぱいになるの?」と。
街中にうようよいると言っても、水中にひしめき合うほどではない。
火事場泥棒の3人、警察官2人、デイブの腕と、結構な量をお腹に入れたと思うが、親の仇のようにヘイリーたちに固執する。
人間以外にも食べるものはある筈だし、何ならお肉屋さんにでも行けばいいのに、どうしても生きた人間を襲いたいらしい。

のりまき
のりまき

フードを腹いっぱい盗み食いした犬や牛が大変なことになった話は聞くけどね

あず
あず

犬は満腹中枢がないもんで…

めっちゃスルー

ヘイリーたちはそれぞれ重傷を負っており、まともな手当も受けていない。そんな状態で水に入れば血が流れ出し臭いがすると思うのだが、動きを止めた2人の脇をワニがスルーしていく。
もちろんワニには視覚もある。
聴覚はごまかせるにしろ、あれだけ敏感にしつこく襲っているのに、あの時だけスルー。
傷のない状態でアマゾン川に入水し、ピラニアをやり過ごす感があってドキドキハラハラはしたが、ちょっと生温かい目になってしまった。

現実には激痛で脱出どころではないと思うが、そこはまあ置いといて。
出血多量の問題もあるし、水は比較的きれいだったが感染症の恐れも十分にある。
すぐにどうこうということはないにせよ、救出されてめでたしめでたしとはいかないんじゃないかなあとちょっと心配になった。
特にヘイリーは目を開けて泳いでいたし、あれは絶対後で結膜炎になるだろう。

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備えよ常に

イメージ画像です。実際の映像とは関係ありません。

不運にも携帯電話は落とした挙げ句に踏み潰されたが、ヘイリーには小型の手回しライトが残され、暗い地下室の中で活躍する。結果は伴わなかったが助けを呼ぶのにも使えた。
ヘイリーがハンドルを回してライトを充電するたび、「ウチのライトは大丈夫だよな」と内心モゾモゾ。観終わってから家じゅうの懐中電灯やランタンをチェックして回った。
手回しライトもしっかり充電し、ちょっとクルクル回してみたりして「ウチのにはラジオ機能もついてるんだもんね」とご満悦。

発炎筒もほしくなったが、2021年に誤使用による車両火災があったとかで、LED式の非常信号灯が認められているらしい。
マッチを擦るのも不得手な人間だし、ワニにぶち当てることも屋根の上で振り回すこともないだろうからと早々に諦めた。

チェストが載ってさえいなければサクッと脱出できたであろう上げ蓋にも思うところあり、自宅の避難経路になりそうな箇所を片づけた。
というか、あれも放置していたデイブが悪いんじゃないのかねぇ?
さらに防災用品の中身を見直し、「そこまでいらんだろ」と手に入れていなかった細々したものも買い足した。台風前に防災用品ブームが来て品切れが続出した頃には、のりまき家の整理・収納は終わっていたので、『クロール』様様である。

作品マメ知識

カヤ・スコデラリオ

主演のカヤ・スコデラリオはイギリス出身のファッションモデル・女優。
1992年、イギリス人の父親とブラジル人の母親との間に生まれ、流暢なポルトガル語を話す。

14歳の頃から女優としてのキャリアをスタート。イギリスで大ヒットしたドラマシリーズ『スキンズ』に出演。
2014年公開『メイズ・ランナー』でハリウッドデビューを果たし、直近では2022年公開(日本)『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』のクレア・レッドフィールドを演じている。

のりまき
のりまき

『メイズ・ランナー』シリーズは全部観たけど気づかなかった

のりまき
のりまき

あ、あの卑怯者で裏切り者のヒロインか!

相方
相方

『バイオハザード』シリーズ=ミラ・ジョヴォヴィッチだけど、『ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』もあれはあれでまあまあ面白かったよね

ハリケーンの強さ

ハリケーンの強さは1分間の最大風速をもとに、シンプソン・スケール(Saffir-Simpson Hurricane Scale)によって5段階に分類される。
カテゴリー3以上のものを大型ハリケーンと呼ぶ。

作中の「カテゴリー5」は最強クラスで、国際基準を採用した日本の台風でいえば最強の「猛烈な台風(クラス5)」にあたる。
2005年8月に発生し、死者数が最も多い記録的なハリケーン「カトリーナ」と同レベル。「カトリーナ」は特にルイジアナ州ニューオリンズでの被害が甚大だったが、フロリダ州でも死者が出ている。

ワニの被害

フロリダ州にはアリゲーター属に分類されるアメリカアリゲーター(ミシシッピワニ)と、クロコダイル属に分類されるアメリカワニが生息している。
いずれも生息数は激減しており、IUCNレッドリストによるとアメリカワニはVU(絶滅危惧種)に指定されている。アメリカアリゲーターはLC(現状は低懸念)に指定され、増加傾向にある。

フロリダで日常的に見られるのはアメリカアリゲーターで、河川や湖、沼地、湿地などの淡水域に生息する。
魚類の他に、カメ、鳥類、小型哺乳類、昆虫、甲殻類、貝類なども食べるが、シカやイノシシ、クマやピューマを襲った記録もある。ペットを捕食することもある。
基本的には臆病な性格なので、まれに人間を襲うこともあるが、被害は繁殖期に集中している。

ダブルミーニング

「Crawl(クロール)」には泳法のクロールのほか、「這い回る」「匍匐前進」という意味があり、作品では水泳選手であるヘイリーと、短い4つ足で歩くワニとの両方を指していると思われる。

他にはWeb上のデータを自動で収集、データベース化するプログラムを「Crawler(クローラー)」と呼び、クローラーが巡回し、データを取得することを「Crawl」という。
またスラングでは「媚びへつらう」「取り入る」という意味もある。

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続編の発表

続編『クロール2』の制作が2024年8月に発表された。
監督はアレクサンドル・アジャ、プロデューサーはサム・ライミと変わらないが、脚本は『パラノーマル・アクティビティ5』のアンドリュー・ドイチュマンとジェイソン・ペイガンが起用され、舞台もフロリダからニューヨークに変更。

「人間vs爬虫類」のコンセプトは維持されるようだが、ワニとは限らない。『クロール』を継承しつつ独立した作品になる可能性が高いと思われる。
それに伴い、キャストの詳細は明らかにされていないが一新されると見られている。
2024年後半に制作が始まるとのことで、公開時期は未定。

あず
あず

『クロール』は日本でも劇場公開され、2023年5月には地上波でもテレビ東京系で放映されたんだよ

あず
あず

興行収入は日本で1億3600万円、総興行収入は91,542,097ドル(約130億2,780万円 2024年9月現在)だって

のりまき
のりまき

何だかんだツッコミも入るけど、アニマルパニックが好きな人にはおすすめかな

参考:
JAXA「台風・ハリケーンの強さ比較」
ウェザーニュース「カテゴリーってなに?ハリケーンと台風の強さを比較」
Wikipedia「競泳の世界記録一覧」
ブログで水泳レッスン たすけてケスタ「クロールの25mのタイムって何秒くらい??レベル別の速く泳ぐ方法も解説!!」
スポビズ研究所「【大学生、一般成人】クロールの平均タイム【距離別、男女別】」
お魚おもしろ話「競泳選手と魚ではどちらが速い?」
計算問題.com【脳トレ・就活に】>算数クイズ「水泳の100m自由形は時速何kmで泳いでる?」
ナショナル ジオグラフィック>南極なう!「渡辺佑基「マグロは時速100キロで泳がない」」
Wikipedia「アメリカアリゲーター」「アメリカワニ」
PN English School「元フロリダ住人が語る!フロリダとワニ」
ハフポスト「人間の遺体をくわえた巨大ワニがフロリダ州で見つかる」
ソトラバ「地球上にいつから存在するの? ワニの謎3選【へんないきもの ・爬虫類編 vol.01】」
ナショナル ジオグラフィック>動物大図鑑「ミシシッピワニ(アメリカアリゲーター)」
ナショナル ジオグラフィック>動物大図鑑「アメリカワニ」
ナショナル ジオグラフィック>NEWS「ワニの噛む力は地球で最強、実測で証明」
ランキングラボ「対決!!世界最強動物ランキング~咬合力編~(噛む力)」
日本テレビ 世界一受けたい授業「世界の動物噛む力ランキング」
MovieWeb「Sequel to Surprise Horror Hit Gets Announced 5 Years Later with Same Director」
The IUCN Red List of Threatened Species
環境省「レッドリスト・レッドデータブック」
WWFジャパン「絶滅の危機に瀕している世界の野生生物のリスト「レッドリスト」について」