給水器の交換
のりまき家の愛犬、あず(ラブラドール・レトリバー)は、うちに来る前からケージに取りつけるノズルタイプの給水器をずっと使ってきた。
商品名としては「ウォーターノズル」「給水ボトル」となっている。
ノズルの先端に内蔵された玉を舌で押して回すと水が出てくる仕組みで、水の飛び散りも少ない。何より少量ずつしか出ないので飲みすぎを抑えられ、あずが慣れていることもあり何の疑いもなく使い続けていた。

ノズル&ボトルの洗浄と水の補充は毎日1~2回。
水を入れるボトルは、市販のペットボトルが代用できるので、ボトルは年に数回交換。
給水器本体の交換は3年に1度くらいで、昨年(2025年夏)に確か3度めの交換だったと思う。
前もって用意しておいた新品は、前と同じメーカーの同商品にした筈が、ノズルが少し短くなっているなど若干仕様に違いがあった。ケージに固定するパーツは外すのが大変なので、使いまわせるなら使おうと思っていたが当てが外れ、全とっかえになった。
白いカルキ汚れが目立ってきたものの、そこまでじゃないだろうと思っていたが、外して新品と比較すると結構汚かったので、全部交換で結局は正解だった。
まさかの「飲まない」
あずがケージから出て遊んでいる間に交換作業。
ケージのどこに設置するのか分からなくなるので、古い方を外す前に必ず各方角から写真を撮っておく。
とにかく横から鼻と口を出したがるあずに邪魔をされながら、新しい給水器を設置して、予め洗浄しておいたノズルとボトルもセット。
まあまあ遊ぶとケージに帰りたがり、チラチラと「ハウス」待ちをするので(なぜか自分からは勝手に帰らない)、汲みたてが好きだから喜ぶぞぅとほくそ笑みながら「ハウス」させるのりまき。
いつもならがっつくように水を飲み始めるのに、少し舌をのばして「うん…?」「何か違う…?」という顔をした後は、なぜか飲まない。
「お水、汲みたてだよ?」と声をかけるも、飲まない。
言っちゃなんだが、あずはラブだけに、自分が気にしないところはとことん気にしない鈍感力の持ち主。
給水器が変わったくらいでは気づかなさそうだが、神経質なところもあるので、ここは気になっちゃったか?いや、でも前回の交換では問題なかったけどな。
たまたま喉が渇いていないだけかもしれないし、ちょっと様子を見るか…と数時間放置したが、やはり飲まなかった。
声をかけるとペロペロッとお義理でノズルを舐めるが、飲んではいない。
夜に水を替えてやり、朝、起床してみると全く減っていない。
うちはケージ内でチーできる仕様なので、いつもは夜中に数回チーしているが、水を飲まないせいかトイレシーツはきれいなまま。
これはマズイのではないかと思い始めたが、原因が分からない。
変わった様子は見られず食欲も旺盛。何より交換する前までは飲んでいたのだから、健康上の問題はなさそう。
絶対に飲むタイミングの、食事の後も散歩の前も飲んでいない。ちびっと口をつけて湿らせる程度。
真夏の心配

相方は「ほっとけばそのうち飲むんじゃない?」と言っており、基本的にはのりまきも同意するところだが、何せ季節は真夏。熱中症や脱水が心配になった。
また病気などで飲まなくなったタイミングが給水器の交換と重なった可能性も考えられ、とりあえず、お昼のぷぅ散歩から帰ってきたあずに、フードボウルに入れたお水を出してみた。
えぇ………。
めっちゃ飲むやん………。
量は200~300ml程度だが、入れられた分はきれいに飲んだ。
…てことは、病気の線はなし?
じゃあ放っておけば給水器から飲むのかな?と放置してみたら、飲まない。
でものりまきが持ってくるお皿からなら、飲む。
何がどうしてこうなったのか見当もつかないが、どうやらあずは「給水器からは飲みません!」と確固たる意志表示をしているらしい。
うーわ、また面倒くさいことになったなぁ…。
New給水器

仕方ないので急遽、給水器を調達することに。
近場ではノズルタイプしか見つからず、通販で吟味の末、ケージに取りつけられるお皿型の給水器(商品名は「ウォーターディッシュ」)を購入した。
ノズル部分がお皿になっているタイプで、水は今までと同じくボトルに入れる。
これも実はS(110ml)、M(160ml)の2サイズ展開(カッコ内の水量はお皿の規定水線までの貯水量)で、大型犬用ではないどころか中型犬も怪しい。
でも「ケージ取りつけ」「ボトル給水」は譲れない。
お眼鏡に叶った商品もカラーがイマイチだったので(汚れが分かりづらい)、さらに探しまくった結果、仕様はほぼ同じなのに、なぜか「猫用」とされている別カラー商品を見つけた。
…お猫様用………。
…うちの大型犬種に………。
明らかに口と舌のサイズが違うけど、大丈夫かな…?
(あず舌幅は太めの指2本分くらい)
といっても希望に叶う給水器はないので、思い切ってポチっとな。
届くまでの数日間、New給水器の水は交換し続けたものの、相変わらず飲まないあずのために、ひたすら給水係としてお仕え申し上げる羽目になったが、無事に商品が到着、設置したところ、がぶ飲みし始めてお役御免となった。
普段からフードは早食い防止で少量の水を加えていたので、それもビシャビシャにならない程度に増やしてもいた。
心配していた飲みすぎもなく、おそらくノズルタイプの時と量は変わっていない。
が、やたらめったら跳ね散らかすため、補充頻度は上がり床にはトイレシーツを敷いている。
お皿型のメリット

デメリットは水がノズルタイプとは比にならないくらい飛び散ること。
あとは洗浄するパーツが多いことくらいで、使い続けるとメリットの方が上回る。
半年経って実感しているメリットは以下の通り。
・飲みたいだけ楽に飲めることで、ストレスがなくなった様子。
・その結果か、ぷぅの状態が目に見えて安定してよくなった。
・舌の縦シワが心もち薄くなってきた。
・口臭(特に寝起き)が感じられなくなった。
・パーツは多いが、汚れが見えやすく落としやすい。
コレどうしよう
新しい給水器を出したら、すぐストックを買っておくという念の入れようが災いして、というか今回はストックと防災用を兼ねて2個買ってあった。そのうちの1個を開封してので、新品とほぼ未使用品がまるまる余っている状態。
高価なものではないが、もったいなくて捨てるに捨てられず、かといって差し上げる犬友も猫友もいないし、フリマサイトに出すのもなぁ…と未だに放置している。
替えてみたらまた飲むかも?という希望も捨てきれないが、お皿型のメリットを知った今では「ゴミにするしかないだろうな…」という結論にはなっている。

