PR

あずの換毛期~ラブの抜け毛事情~

あず日記
この記事は約6分で読めます。
Sponsored Links

レトリーバー種の中で、最も短毛なラブラドールは、毛の悩みはなさそうに見えます。

のりまき家の新米飼い主ズも、黒ラブのあずきを飼う前は、「ラブラドールといえば盲導犬」のイメージが強く、そのため「盲導犬に選ばれる犬種だから、世話が楽なように、毛の手入れもほとんどいらないのかも」と勝手に思っていました。

今回は、そんな飼い主ズを裏切りまくった「ラブの抜け毛」についてのお話です。

ラブの換毛期

黒だと余計にね…目立つよ…

ラブラドールの飼育本には、ラブにも春と秋の換毛期があるとされていますが、正直、一緒に暮らしていてもよく分かりません。

3~6月頃はいつもより抜け毛が多いように思いますが、それも「犬には換毛期がある」という刷り込みから来ている感覚のような気もします。

元々あずは「フラットコーテッドかな???」というくらいモサモサなのですが、冬毛も夏毛も、柴ほどには変化がありません。
冬毛の方が心なしかムチムチもちもちムクムク?な感じがするかな?程度です。笑

というのも、ラブは普段から抜け毛が多いのです。

それも年中!ものすごく!多いのです!

のりまき
のりまき

プレゼント用のお菓子を作る時がいちばん気を遣う…

相方
相方

なんであんなにどこにでも散らばってるんだろうね…

抜けまくるダブルコート

上毛は人間の髪の毛そっくり!

ラブラドールの体毛は、上毛と下毛からなるダブルコートです。
上毛はストレートの太い毛、下毛は細い縮れ毛です。
短毛なのでトリミングの必要はなく、飼い主のブラッシングで事足ります。

のりまきが所持している本には、ラブの抜け毛について詳しく述べているものはなく、飼う前はとにかくケアが簡単なイメージしかありませんでした。

飼った後で、なぜこんなに抜け毛が多いのか、もしかしたら病気か何かじゃなかろうかと、ある飼育本を読み直していると「とにかく抜け毛が多い」と、ケアの項でも何でもないページに、小さーく書いてありました。

もう遅いわっ!!!

「ラブラドールを飼おうかな」とお考えの方には、ここでラブ飼いが声を大にして主張しておきます。

ラブは抜けるぞ!!!

本当に年間通して、毎日毎日、抜けまくります。
たとえ、こまめにブラッシングをしようとも!

ラバーブラシやコームブラシで、念入りにブラッシングをした10分後にはもう、下毛の縮れ毛が身体の表面に浮いているのです。
室内飼いをしていれば、当然、部屋中に毛が散らばりまくります。

長毛種のゴールデン・レトリーバーとは、そもそも毛の長さが異なっていますので、まだラブラドールの方がケアは楽かもしれません。
が、「ゴル飼ってたからラブなら楽勝でしょ♥」などと舐めてかかると、痛い目をみることでしょう…。

Sponsored Links

ラブ飼いの掃除

前に使っていた掃除機…これで1~2回分…

のりまき家は、掃除に関してはどちらかといえばズボラな方でした。
あずを飼う前は、それほど頻繁に掃除しなくても問題なかったのですが、あずが来た途端、毎日のようにコロコロをかける羽目になりました。
コロコロでは歯が立たず、掃除機も入手。

あずの足腰のために、すべらない薄手のマットを敷きつめているのですが、上毛下毛が絡みつき、今ではどれだけ掃除しても、もはや回収不可能…。

掃除機は当然、吸引力で選び、モードは常に最強。
それなのに、掃除機をかけてから、試しにコロコロをかけてみると、無数の毛が。

「ほどほど」「諦めが肝心」という言葉が去来する瞬間です。笑

直接あずを行き来させていない部屋にも、人間の服などについた毛がもれなく放出されます。笑
冗談ではなく「どこからわいた!?」というような毛が、かなりの頻度でマグカップに浮いていたりします。

ラブラドールに限らず、犬や猫を飼うのであれば、毛や排泄物は避けて通れません
「犬も飼いたいけどキレイな部屋も維持したい」という方は、プードルなど毛の抜けにくい小型犬種を選び(定期的なトリミングが必要ですが)、掃除に追われまくるしかないでしょう。笑

ラブは暑さや高湿に弱いので、「だったら外飼い」という選択肢はありません。
たかが部屋の毛。
そう思えないなら、ラブラドールを飼うことはお勧めしません。

毛の抜けにくいプードルと、ラブラドールをかけ合わせた「オーストラリアン・ラブラドゥードル」という犬もいます。
犬種として安定しないことと、外見がラブとは異なることを踏まえた上で、検討してもよいかもしれません。

のりまき
のりまき

B’zの稲葉浩志さんや、木村拓哉さんが飼っていらっしゃることもあり、認知度が急上昇しているわんこです♥

相方
相方

犬アレルギーの人でも飼えるんだよね!
のりまきにぴったりの犬種じゃない?

のりまき
のりまき

…でもラブとは外見が全然違うし…

あず
あず

言っとくけど、トリミングの時間もお金もかかるからね!

オイリーあず毛

肉球からはもんのすごいニオイが…でも嗅いじゃう♥

元々ラブラドールは、漁船に乗って海に落ちた網や魚を回収する使役犬でした。
のちに水鳥の猟に使われるようになったのですが、その素晴らしい能力と引き換えに、家庭犬としては少々脂っぽすぎる被毛を持っています。

ちなみに、どれくらい脂っぽいかというと。
あずは相方との散歩から帰ると、必ずのりまきの部屋をのぞきに来ます。
「お帰り」と言ってもらい、何ならなでてもらい、「ハウス」と言われてスキップしながらケージに入ります(このくだりはノロケです)。

その時に「ちゃしっ、ちゃしっ」と毎日とはいえ数歩、踏み込んだだけのフローリングが、くもってしまい、いくら拭いても取れやしません…。
その部分は「あずワックス」でコーティングされており、かなりすべります。
ウールの厚手靴下などで歩こうものなら、ツルリとすべり、非常に危険

Sponsored Links

臭いのケア

いくら臭くても消臭剤を直に犬に噴射してはいけません!

脂っぽいということは、当然、それなりに臭いもあるわけで。
もちろん犬本体にも体臭はあるのですが、それとは異なる「毛の臭い」もあります。

本体はリビングのケージに収まっているというのに、なぜか玄関先から漂う「あず臭」

慣れてしまった(鼻がバカになったともいう)飼い主ズにとっては、さほど臭くは感じられませんが、外部の人間にとっては「イヌくさっ!」となりかねません。

臭いの元凶は「散らばった抜け毛」なので、吹き溜まりにまとまった「あず毛」は、こまめに処分します。
とはいえ毎日、本当によく抜けるので、毎日履いている靴の間にすら、毛を発見することもしばしば。

消臭剤はもちろん常備。
消臭に特化した商品のほかに、ハーブを主体としたもの除菌もできるエタノール入りのものなど数種類を使用しています。
あずの安全を考え、なるべく自然なものを選んでいます。

ちなみにエタノール(アルコール)は、犬は苦手なので、エタノール入りの商品は、近くで使わないようにしましょう。

本体(あず)のケア

これお気に入りなので、これからも度々登場予定

のりまき家では、週に2~4回のブラッシング月に1回のシャンプーを行っています。

シャンプーのしすぎは皮脂の取りすぎになり、あまりよくないと言われていますが、臭いや脂っぽさから言えば、正直、月イチでは足りません。
せめて月に2~3回はシャンプーしたいところですが、のりまきが犬アレルギーで被毛ケアは相方任せのため、強くは言えません。
と、いうか。

基本的にラブは臭いんだよ~!

どうせ3日もすれば臭くなるんだよ~!

…ので、本人が健康でありさえすれば、多少の臭いと脂っぽさは、この際、我慢しようじゃないかと。

だってそれがラブラドールの特性なのだから!

のりまき
のりまき

夏場は、防虫に優れた精油「シトロネラ」を加えた手作りのブラッシングスプレーを使ってます♥

相方
相方

スプレーはいい匂いだけど、その後ろから湧き上がる犬臭がスゴイ…

のりまき
のりまき

肉球の臭いは体臭とはちょっと違うんだよね♥
嗅ぐの結構スキ♥

相方
相方

えっ!? あれが!? いや、実は自分も