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犬を迎える前に~ケージ?orフリー?~②ケージ後編

あず日記
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「犬を迎える前に~ケージ?orフリー?~①ケージ前編」では、ケージのメリットについてお伝えしました。

犬を迎える前に~ケージ?orフリー?~①ケージ前編
数年前、黒ラブの子犬を飼うことになったのりまき家。相方は犬を飼うこと自体が初めてで、私(=のりまき)は子供の頃に何頭か犬を飼った経験はありますが、室内飼いは初めてでした。 子犬を迎える際に、いちばん悩んだのがハウス問題でした。ハウスをどうす...


今回はデメリットについて書いています。
「のりまき家で使用しているケージ」については前編とほぼ同じ内容ですが、前編には裏ワザをちょこっと載せています。

ケージのデメリット

重い

材質がスチールまたはステンレスな上に、クレートに比べサイズも大きいので、どうしても重くなります。
スチール製よりは、ステンレス製のケージの方が若干軽くなります。

のりまき家が使用しているケージは、スチール製で16.9kg。
まったく同じタイプのステンレス製は16.1kgです。
届いた時には、折りたたんだ状態で段ボール箱に入れられていましたが、驚くほど重く、私(=のりまき)は少し持ち上げるのがやっとでした。
作りは単純なので、キャスター以外は特に工具などは必要なく、組み立ても必要ありませんでした。

のりまき家では掃除がしやすいよう、ケージに別売りのストッパーつきのキャスターをつけています。
小柄とはいえ、ラブラドールなので、勢いよくケージから飛び出すとケージがかなり動きます。
ストッパーをかけておくと、それほどでもありませんが、やはり動きはします。さらに下のマットを巻き込んだり、めくれ上がらせたりしてしまうため、私はストッパーはかけません。
相方はかけておく方がよいらしく、「あれ?またストッパーが…」とか何とか言っています。笑

いずれにせよ、掃除などで動かしたい時があると分かっているのなら、キャスターはつけておくととても便利です。
キャスターがつけられる仕様か、またキャスターは別売りのことが多いので、購入する前に確認しておきましょう。

サビに弱い

ケージ主な素材はスチールのため、塗装が剥がれるとサビに弱くなります。
室内で使用し、こまめにお手入れすれば長持ちするとは言われています。
雨が吹き込むベランダなどでの使用はやめた方がよさそうです。

また塗装の違いにより、サビに対する耐性にも違いがあるようです。
一般的に流通している商品は電着塗装が施されていますが、中には焼付塗装を採用した商品もあります。
焼付塗装は、加熱して塗料を硬化させるため、塗膜が硬く、密着も良く、耐光性・耐摩耗性にも優れているとされます。
より長持ちするケージを選びたいのなら、電着塗装ではなく焼付塗装を施した商品を選ぶとよいでしょう。

ステンレス製は使ったことがないので、どれほどサビに強いか実際には分かりかねますが、素材そのものがサビに強いので、少なくともスチール製よりはずいぶん長くもつ筈です。
表面もサラサラしているので、掃除も楽かと思われます。

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バリエーションがない

調べた限りでは、S・M・L・LLの4サイズ、またはM・L・LL・XL・XXLの5サイズが一般的なサイズ展開です。
大型犬~超大型犬はLL以上のケージが相当します。
MやLなど同じサイズ名称でも、各商品によって大きさは違いますので、商品仕様をよく確認しましょう。
ドアはシングルドア・ダブルドアなど商品により異なり、飼い主さんの都合で選ぶことも可能です。

カラーはスチール製であれば、どの商品も黒です。
ステンレス製はステンレスの素材そのままの銀色です。
仕様に細かい違いはありますが、見た目はほぼ同じです。
つまり、カラーやデザインを選ぶ余地はほとんどありません。

のりまき
のりまき

せめてブラウン・ホワイトくらいの色展開は欲しいなぁ…

相方
相方

小型犬用のラインナップとは雲泥の差だよね

のりまき
のりまき

クレートはまだ色違いなどあるけど、ケージはほとんど選べません

値段が高め

ケージに限らず、クレート・サークルなどもそうですが、同じタイプの商品でも、物により価格はずいぶん変わります。
しかし傾向としては、サークルやケージはクレートよりは高額です。
安いもので1万円程度、高いものでは7~9万円程度します。

のりまき家では、本当はステンレス製のケージが希望だったのですが、スチール製と比べて倍以上のお値段でした。
悩みぬいた末に「この商品しかない」と決めたものの、本当に長く使うかどうかは未知数だったので、ステンレス製は諦め、スチール製にしました。
そろそろ買い替えを考えていますが、次は絶対にステンレス製と決めています。

トイレのしつけが難しい

あずを迎える前に、寝床の候補として考えたのは、ベッド・クレート・ケージでした。
ちなみにすべて購入しました。笑
子犬は寒さに弱いので、暑くなるまではケージにベッドを置いて過ごさせていました。

ただ、ケージは基本的にベッドとトイレを置いて使えるほどには広くできていません(小型犬が大型犬用のケージを使う場合には使えますが)。

ベッドがケージの約半分を占め、残り半分にワイドサイズ超のトイレを無理やり置き、余白はほとんどありませんでした。
パピー期のあずは、常にお腹を壊していたため、ベッドももれなく大惨事に(笑)。1日に2~3枚以上は洗っていました。
飼育やしつけの本に書いてあるような、トイレのしつけはほぼできませんでした。

のりまき家のケージは二重底になっており、排せつ物が下のトレイに落ちる仕組みになっています。
そのため、成長してベッドやトイレを撤去してからは、まあまあ楽になりました。
ぷぅ(=大)の状態が安定し、2歳半頃に1日2回(散歩で)に定着してからは、本当にものすごく楽になりました。
ケージ内ではチー(=小)のみ日に数度しますが、トイレシート(トイレシーツ,ペットシーツ)を1日1回ほど替えるだけで済みます。
本人もトイレを我慢しなくてよいので、身体にも負担がかからないのではと思っています。

ケージから出て部屋で遊んでいる時も、チーしたくなるとケージに飛び込んで済ませてから、また出てきます。
王道とされている、室内に設置したトイレで排泄するというスタイルは今のところとっていませんし、今後できるようになるかどうかも分かりませんが、現在のケージを使い続けている以上は、問題はこれといってありません。

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外の世界に慣れない

ほとんどの時間をケージで過ごさせているので、ケージが「自分のお部屋」になってしまっています。
それは悪いことではないのですが、SNSなどで色々なラブラドールたちを見るに、フリーの時間が長い子の方が、ハウスの外の世界に慣れるのが早いように思われます。

あずの元々の性格や性質も大きいのかもしれませんが、3歳を過ぎても未だにケージから出ると、興奮して匂いを嗅ぎまわります。
本人にとって珍しいもの・興味を引くものは口に入れようとしたり、ちょっかいを出したり、目が離せません。
「飼い主のそばでまったりする」なんてことはあまりありません。笑

ただケージに入れておくと誤飲やいたずらの心配は皆無なので、どちらを取るかは飼い主さん次第かと思います。

写真や動画が撮れない

100%飼い主の都合ですが(笑)、ケージ越しの写真がほとんどになります。
ヘソ天で寝ているところを激写しようとしても、ケージのせいでイマイチに…。
さらに黒ラブなので、あずの写真を送った家族からは「檻も黒いからよく見えない」とクレームが来ました。笑

フリー(リビングフリー)にして自由にさせている子のような、映える写真は諦めなければなりません。笑
もっとも、あずはいつでも元気いっぱい興奮しまくりのわちゃわちゃした子なので、普通に写真を撮ろうとしても、ブレてなかなかうまく撮れません。

SNSのために犬を飼っているわけではないので、仕方ないかなぁという思いもあるのですが、成長の記録をあまり残せていないのが残念です。

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のりまき家で使用しているケージ

最後に、のりまき家で実際に使用しているケージをご紹介します。

ドアを短辺面にするか長辺面にするか選べます。
ケージの設置場所や、給水器を取りつける面などにより、飼い主さんの都合でお決めになるとよいでしょう。
2ドアだと完璧だったのですが、この商品の場合、短辺・長辺の両方にドアを取りつけることはできません。
考えた末に、のりまき家は長面扉タイプにしました。

ケージの詳細については下記をご覧ください。
スチール製とステンレス製があります。

犬を迎える前に~ケージ?orフリー?~①ケージ前編
数年前、黒ラブの子犬を飼うことになったのりまき家。相方は犬を飼うこと自体が初めてで、私(=のりまき)は子供の頃に何頭か犬を飼った経験はありますが、室内飼いは初めてでした。 子犬を迎える際に、いちばん悩んだのがハウス問題でした。ハウスをどうす...

トレイ(受け皿)はプラスチック製です。
床面のすのことトレイは、ドア面側から引き出せます。
すのこが引き出せるのは掃除するのに便利ですが、わりに重いので、ちょっと大変かもしれません。

のりまき家では、トレイにトイレシート(トイレシーツ,ペットシーツ)を敷きつめています。
レギュラーでもワイドでもOKなので、1枚あたりの単価が安く、セールにもなりやすいレギュラーを使えば経済的!
トレイはケージの中にペットが入った状態でも引き出すことが可能なので、トイレシートを替えるのも楽々です。

すのこ・トレイともに単品で追加購入できます。
トレイは丈夫にできてはいますが、プラスチック製なので、何かの拍子に大型犬が飛び乗ったりすると割れる可能性もあります。
部品が別売りで購入できるのも、このケージにする決め手でした。
キャスターはケージと一緒に購入されておくことをお勧めします。とにかく掃除の時に便利です。

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キャスター以外はケージに最初から付属しています。
ここではご紹介していませんが、ステンレスケージ用のステンレス製スノコもあります。

のりまき家では、あずを迎えた当初から、スチール製を3年半ほど使用してきましたが、別売りの付属品を購入することはありませんでした。
ケージを買い替えることにした時にも、受け皿やキャスターはそのまま使えそうだったので、取っておこうか迷ったくらいです。

相方
相方

床がトレイだけになってるケージもあるけど、それだとトイレは別に用意しなきゃなんだよね?

のりまき
のりまき

そうだね~。そういうタイプの商品だと、のりまき的にはケージにする意味がなかったから候補にしなかった

あず
あず

次は「サークル」「クレート」フリーについても書いていくよ♥