PR

犬を迎える前に~ケージ?orフリー?~④サークル後編

あず日記
この記事は約6分で読めます。
Sponsored Links

「犬を迎える前に~ケージ?orフリー?~③サークル前編」では、サークルの種類とメリットについてお伝えしました。 今回はデメリット使用バリエーションについて書いています。

サークルのデメリット

ケージやクレートと比較して、屋根(天井)のないサークルならではのデメリットもあります。

設置場所の掃除がしにくい

のりまき家が使用しているケージは、スチール製は16.9kg、ステンレス製は16.1kgです。
クレートに比べると重量はありますが、その代わりにキャスター(別売り)がついており、ケージを動かして掃除をするのも楽々です。

サークルも商品によりますが、ケージと同等か、それ以上の重量があります。
参考までに、商品の違いによる重量一覧を作成してみましたので、ご覧ください。

商品タイプ サイズ 重量
木製ドアつきサークル(本体のみ) 175x81x91 29kg
木製ドアつきサークル(屋根)   3.8kg
木製ドアつきサークル(底トレイ) 180x86x2 3kg
木製ドアつきサークル(本体+屋根+底)   35.8kg
ダブルドアサークル(屋根・底トレイつき) 120x73x70 17kg
アレンジサークル(正方形の場合) 127x127x67 16.5kg
木製サークル(本体のみ・六角形の場合) 164x143x71 11kg
木製サークル(ゲートパーツ)   8.5kg

特に大型犬用のサークルは、頑丈な木製やスチール製でできており、サイズも大きいため、重くなりやすい傾向にあります。
またサークルには、アジャスター脚やキャスターはついていないことがほとんどです。つまりベタ置きとなります。

底のないサークルやフェンスであれば、掃除する箇所を少し持ち上げて掃除することも可能ですが、底がある場合には、掃除機をかけるのも結構な手間がかかるでしょう。

Sponsored Links

倒れる危険性がある

力の強い大型犬の場合、底(床)と屋根(天井)のないサークルは、フレームに飛びついた時に転倒してしまう可能性があります。
これが、のりまき家がサークルを諦めた最大の理由です。

また倒れそうにないサークルは、重量も広さもあり、お値段も高い。
初めて犬を室内で飼う犬飼い初心者にとっては、長年使用するかどうかも判断がつかず、敷居が高すぎました。

のりまき家の愛犬あずきは現在4歳ですが(2021年1月現在)、未だに現役のヤンチャ姫。笑
ゆうに50~60cmはジャンプしますし、嬉しいと勢いよく飛びつくこともあります。
慣れやしつけにもよるかもしれませんが、のりまき家の場合は、ほんの赤ちゃんの頃や落ち着いたシニア期ならまだしも、身体ばかり大きい今は、サークルにしなくて正解だったと思います。

緊急時の有用性が低い

一般的な屋根(天井)のないサークルやフェンスは、いわば室内と変わりがありません。
地震などの際に、転倒した家具や落下物から愛犬を守るという観点からは、ケージの方に軍配が上がります。

大型犬用の商品は少ない

どのわんこグッズでも同じことが言えますが、サークルも、大型犬用の商品は、小型犬用と比べると種類が限られます。
そのため痒い所に手が届く、飼い主さんそれぞれのニーズに合うサークルは、なかなか見つからないかもしれません。

またプラスチック製の大型犬用サークルは、探した限りではほとんどありませんでした。
豊富なカラーバリエーションは、プラスチック製ならではなので、スチール製に多いホワイトか、木製の濃淡から選ぶしかありません。

Sponsored Links

値段が高め

のりまき家が現在使用しているステンレス製ケージは、10万円超となかなかのお値段でしたが、サークルも大型犬用となると最大サイズですから、それなりに値は張ります。

フェンスは比較的安価で、手ごろな商品なら1万円以下、高額な商品でも3万円程度です。
小型犬なら基本パーツで十分ですが、大型犬であれば、成長とともに手狭になり、拡張パーツを買い足して広げる場合が多いようです。

のりまき
のりまき

大型犬の室内飼育については、細かく書いてある飼育本はあまりないので、のりまき家のような犬飼い初心者さんは、しつけや設置場所を第一に、2~3年で買い替える可能性も考慮して選ぶといいかも!

相方
相方

身近に犬を飼っている家族や親しい友人がいれば、実際の飼育環境を見せてもらうのも手!

あず
あず

初代のスチール製ケージは、あたしが舐めまくってサビが浮いてきたから、3年でステンレス製にグレードアップしたよ☆

サークル使用のバリエーション

留守番のできる成犬を想定しています。
トイレと寝床が隣り合うのは好ましくないので、サークル内に両方を設置する場合は、できるだけ離しておきます。

サークルのみ

基本的にはフリーにしている愛犬を、短時間お留守番させたり、来客時などに一時的に入っておいてもらう場合など。
また就寝時のみ使用する場合も考えられます。
愛犬が横になれるスペース+αが確保できれば十分なので、商品の選択肢は広がります。

サークル+トイレ

飼い主さんと一緒に寝ているなど、別の場所で就寝する愛犬を、長時間お留守番させる場合など。
成犬になると、のりまき家の場合、排便は1日2回ですが、排尿は7~8回程度です。
犬は排泄を我慢できますが、我慢させすぎるのは健康によくありません。
日中は排泄の世話をする家族が誰もいないというご家庭では、サークル内にトイレも設置した方がベターです。

Sponsored Links

サークル+ベッド

基本的にフリーの愛犬が、就寝時のみ使用する場合など。
サークルは外寸と内寸が違うので(内寸の方が小さい)、ベッドが水平に収まるかどうか、サイズを確認しましょう。
特に「寝る時だけだから」と小型犬用のサークルを選ぶと、奥行きが足りないこともあります。

サークル+クレート+トイレ

SNSなどで拝見するに、愛犬と一緒にドライブや旅行によく出かける飼い主さんが、クレートを兼用するために、この仕様にされていることが多いようです。
大型犬用のクレートやトイレ自体、サイズがかなり大きいので、愛犬のスペースも確保しつつ、両方を余裕を持って置けるサークルはなかなかありません。

自由度の高い「ペットフェンス」「ワイヤーサークル」であれば、飼い主さんの希望の広さに愛犬スペースを囲うことができ、お勧めです。

サークル+ベッド+トイレ

ベッドはクレートよりも小さく、圧迫感もありませんが、大型犬用はやはりサイズが大きくなります。
プラス、トイレもということになれば、相応の大きさのサークルが必要になります。

クレート+トイレ用サークル

1日中留守番させる場合など。
トイレのしつけが十分でなく、トイレサイクルの短いパピー期などは、飼い主さんも安心です。
サークル全面にトイレシーツを敷きつめておき、クレートとサークルの扉を開けて合体させておきます。
ただし、トイレシーツを噛んで破いてしまう子(うちもそうでした)には向いていません。

相方
相方

ウチもそろそろフリーの時間を長めにして、ゆくゆくはフリーにと思ってはいるけど…
囲いなしの完全フリーはちょっと難しいかなぁ…

のりまき
のりまき

トイレのしつけもやり直しだし、本人はケージ内が落ち着くらしいしねぇ…

のりまき
のりまき

シニア期になったら、ベッドに寝かせてやりたいから、その時にまた考えるか…