PR

犬ドッキリに恋をして-3 おまけ

わんこ雑記
この記事は約8分で読めます。
Sponsored Links

いつも楽しみに観ているTV番組『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』の企画、「NON STYLEが考えた!お猿さん&わんこにサプライズ ご主人とのキズナ確かめちゃうぞ!」のおサルさん編です。
本編(犬飼い的に)は別記事として「犬ドッキリに恋をして-3」に書いています。
「犬ブログなのに猿を取り上げるのはちょっとね~」と、最初は記事にするつもりはありませんでしたが、あまりに面白かったのでご紹介します。

猿は「待て」の状態でいちごを我慢できるか?

日光さる軍団でおなじみの、猿回しの猿(ニホンザル)たちに、コンビを組むトレーナーさんが「待て」といった状態でその場を離れます。
猿たちは、目の前のちゃぶ台に置かれた最高級イチゴを我慢できるか?というものです。

用意されたイチゴがまたすごい。
徳島県産最高級イチゴ「さくらももいちご」というイチゴで、普通のいちごの直径が4.8cm程度のところ、この品種は約7cmもあります。
お値段も1粒¥650ととびきり。…1粒ですよ?1パックじゃないんですよ?

その超高級イチゴが、小皿に5~6粒、無造作に盛られています。
1頭あたりおよそ¥3,900…。
チャレンジするのは4頭なので、合計約¥15,600がイチゴ代ということに…。
TVの企画とはいえ「こんなの猿に食べさせるんかい!」と大興奮ののりまき(イチゴ好き)。

猿といえば、一般的にはまずバナナが連想されますが、リンゴやミカンを喜んで食べている場面もよく見かけます。
イチゴを前にした猿たちは、よだれを垂らさんばかりに、一様に目を輝かせて見入っていましたが、いや待て。
やつら、最高級でなくとも、果物であれば何でも喜ぶのでは…?
「だったら普通のイチゴでもよくないか?」
「あれだって結構お高いよ?」
「いや、いっそミカンでもいいのでは…」
猿たちと同じような視線を、TVに映るイチゴに向けるのりまき(イチゴ好き)。

Sponsored Links

主人が退室した後、3分間我慢できたら合格

それぞれの猿とコンビを組むトレーナーさんが「マテ」のコマンドを出します。
チャレンジする猿たちは全部で4頭。同じ場所で、1頭ずつ挑戦します。
おそらく、さる軍団の敷地内かと思われますが、屋外のコンクリート壁を背にした大きめの台の上に、イチゴの載ったちゃぶ台とお猿さん。
トレーナーさんが、「食べてはダメ」と言い聞かせ、数メートル離れたドアまで行き、その場からいなくなります。
さて、残された猿たちは、目の前のイチゴをどこまで我慢できるでしょうか?

のりまき
のりまき

のりまき予想は、全員がすぐ食べちゃう!

相方
相方

半分くらいは成功するんじゃないかな?猿って犬より賢いんでしょ?

のりまき
のりまき

え~、犬の方が服従心あるし、猿より断然賢いよ(暴言)

●あきら(コンビ歴2年)×
トレーナー「カットフルーツは待てます!」
…それは、「さすがに最高級イチゴだったら無理でも仕方なくない?」という布石なんですかね?笑
というより、絶対カットフルーツも待ててないと思うわぁ。笑
イチゴを前にしたあきらは、「ほぉぉ」「これはこれは」という顔でガン見しています。
トレーナーさんの「待ってるんだよ?」という言葉は、一応顔を見ながら聞いてはいましたが、すぐにイチゴに視線を戻し、心ここにあらずなのは明白。
トレーナーさんが振り返りながらドアまで行く間は、かろうじて我慢していましたが、ドアが閉まった瞬間、案の定、秒速で食べました。
しかも両手でわしづかみ。
こうなるともう止まりません。
トレーナーさんが戻ってきて責めても、決してイチゴを離そうとしませんでした。
それでも「待っててって言ったでしょ?何で食べたの?」と詰め寄られると、さすがにやらかした自覚はあるのか、目を合わせませんでした。

●ジュニア(コンビ歴10年)×
4頭の中では、いちばん長いコンビ歴を誇ります。
芸はトレーナーさんのアドリブにもついてこられるほどだそうですが…。
やはり芸と食い気とは別ものなのか、ジュニアもイチゴを前に興奮状態。
トレーナーさんが退室する前から手を出しそうになりますが、注意されるとやめるところはさすがです。
振り返りながら念を押し、去ってゆくトレーナーさんの背中を見つめてはいました。見つめてはいましたが…。
ドアが閉まった瞬間、こちらも秒速で食べました。
戻ってきたトレーナーさんに注意されると、イチゴを食べながらも、片方の手のひらをトレーナーさんの前に出し、「まぁまぁ」となだめています。
何でお前がなだめてるんだよと爆笑。

●つくし(コンビ歴9年)×
こちらもジュニアに次いでコンビ歴は長く、集団芸では他の猿をリードしています。
トレーナーさんがいる間は、自主的にイチゴを見ないようにしていたので、もしかしていけるかも?と期待したのですが。
トレーナーさんが「まだだよ」と言いながらドアを閉める前に、「待ってましたぁ~!」と言わんばかりの、ものすごい勢いで頬ばりました。
トレーナーさんが駆けよると、残りのイチゴも無理やり口に詰め込み、口に入らない分は両手に持って逃げだそうとしました。
しかも、床に転がった最後の1個は、トレーナーさんの制止も聞かずに手をのばしたのです。笑
「やっぱり猿はこんなものよね」「食欲には勝てないよ」と笑い転げるのりまき家。

●りき(コンビ歴8年)○
他の3頭と比べて、特に落ち着いているとか特別に賢そうとかいう印象はありませんでしたが、トレーナーさん曰く「こちらの言うことは大体理解している」そうで。
目の前のイチゴは、りきにとってもやはり強力に魅力的なようで、絶えずちらちらと見ています。
見てはいますが、なるべく視界に入れないように努力しているのがうかがえました。
「食べないでね?」「待っててね?」と言い聞かせ、トレーナーさんがドアの向こうに消えて1分…。
手は台の上に置きましたが、依然イチゴは見ないままです。
そして2分…両手を台につきイチゴの匂いを嗅ぎましたが、また顔を離しました。
両手を後ろ手に組み、必死に我慢しているようです。
その頃にはもう、「このまま待て!」「成功しろ!」と祈るような気持ちで見守るのりまき家。笑
何とりきは、トレーナーさんが戻るまで、立派にそのまま待ち続けていました!
猿が食べ物関係で我慢できたところを見たことがなかったので、犬以上に全頭ダメだろうと思っていましたが、まさかの成功です!

のりまき
のりまき

りき、頑張ったねぇ!えらいねぇ!

相方
相方

何でそんなに喜んでるのよ…

あず
あず

あたしに重ねてるんだよ、きっと…

Sponsored Links

日光さる軍団の歴史

栃ナビ!

最後に、日光さる軍団について少しご紹介しておきます(参照ウィキペディア/日光さる軍団HP)。
日光さる軍団は、その名の通り栃木県日光市柄倉にあります。
キャッチコピーは「見て!遊んで!ふれあえる!おさるのエンターティンメントパーク」。年中無休で、色々な猿たちのショーはもちろん、猿山なども観察することができます。
You Tubeチャンネルを始め、Twitter・Facebook・Instagramと公式SNSも展開中。

ここで「日光さる軍団…?何で平仮名で“さる”なの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。私もそう思いました。
実は元々は「日光猿軍団」として経営されていましたが、2015年から「日光さる軍団」と名称のみ継承した別施設として運営されているのです。

「日光猿軍団」は、日光江戸村内で土産物店を経営していた間中敏雄氏が、1984年に独学で2匹の猿に芸を仕込んだことから始まりました。
1990年に愛知県犬山市の日本モンキーセンターから13匹の猿をもらい受け、「日光猿軍団」を結成。翌1991年に埼玉県越谷市で「お猿の学校」の旗揚げ公演を開始。
そして1992年1月に「お猿の劇場(演劇場)」を兼ねた猿のテーマパークとして、日光猿軍団を栃木県日光市にオープンしました。

1980年代までの一般的な猿まわしと異なり、人間と猿の1対1でなく1対複数であることや、女性が猿まわしをすることが特徴です。
演劇場での活動はもとより、動物番組を中心にテレビに登場したり、テレビCMの継続的な出稿やタイアップ映画の製作など、創業者兼校長である間中敏雄氏のキャラクターともども1990年代に一世を風靡しました。

しかし、2011年3月に東日本大震災と福島第一原子力発電所事故が発生。
この時ほとんどの調教師は、修行のために住み込みで働いていた韓国人・中国人であったため、放射能汚染を危惧した親の呼び寄せなどで相次いで帰国・離職することになったのです。
間中氏は還暦を過ぎており、体力面から隠居状態。唯一のご子息を1995年に交通事故で失ったことで後継者もなく、猿の世代交代が困難な状態でした。
放射能汚染の風評被害から来園者が激減する中、その後もベテランの猿たちを中心に据えて演劇を続行するも、2013年に入り、猿の高齢化を理由に閉演を決意。

2014年10月から2015年3月までは、日光猿軍団記念館として施設展示のみの営業を行っていましたが、関連施設の運営や猿の調教などは行われていました。
その間、日光猿軍団とライバル関係にあった猿回し師の村崎太郎氏が「後継者がいないなら私たちに任せて欲しい」と間中氏に申し入れ、1年半に及ぶ交渉の結果、2015年3月に村崎氏が日光猿軍団の土地建物を買収することで合意。劇場で記者発表を行いました。
これに伴い、「日光猿軍団記念館」は3月20日をもって閉館し、間中氏の手を離れて同年4月29日に「日光さる軍団」として開業。
「さる軍団」は、太郎次郎一門に所属する猿のみで構成されており、従来からいた日光猿軍団の猿は高齢化もあり、関わっていません。

このドッキリに出演した猿たちも、「日光さる軍団」の猿です。
村崎太郎氏率いる、猿が膝に手をつくポーズ「反省」で知られる太郎次郎一門が、1対1で行う伝統芸能猿まわしで培ってきた文化と歴史に、初代日光猿軍団によって培われた複数の猿との掛け合いを取り入れた、新しいスタイルの集団芸などを披露しています。

のりまき
のりまき

今まで何となく知っている程度だったけど、改めて調べてみてびっくり

相方
相方

テレビでおなじみの猿軍団にも歴史あり!だね

あず
あず

犬猿の仲というからあたしは今回ノーコメント…