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犬ドッキリに恋をして-2

わんこ雑記
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最近観た『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』に、新しい犬ドッキリ企画が参入していました!

飼い主にさりげなく連れてこられた公園風の空き地で、飼い主とわんこが休憩していると。
後ろ向きになった飼い主を、地面に掘られた穴から出現したゾンビたちが引きずり込もうとします。
ゾンビの穴に設置された跳ね上げ式の扉が閉まり、飼い主さんが穴の中に消えてしまうまでがタイムリミット。
飼い主の指示通り、わんこはそばの杭に絡ませてあるロープを持ってきて、飼い主を助けることができるのか!? …といったドッキリなのですが。

いちばん最初に出演したのは雑種♂のとしお5歳
柴犬のような茶の毛色・立ち耳・やせ形のキリッとした超イケメンくん。
飼い主さんがゾンビに足を取られたのには気がついたようですが…右往左往したあげく、持ってきたのはロープではなくお散歩バッグ。笑
「これじゃないよ~!」とバッグを放り投げる飼い主さん。
そして何度も持ってくるとしおくん。
………。
かわいすぎるぅ~!!!
遊んでもらっていると思っているのか、ロープには気がつかない様子で、ひたすらバッグをレトリーブ
飼い主さん投げる→としおくん持ってくる→飼い主さん投げる→としおくん持ってくる→飼い主さん→としおくん→飼い主→としお→飼い…。
しまいには空中キャッチまでして、持ってきていました。
すでにお散歩バッグはよれよれのくしゃくしゃ。笑
永遠のループかと思われた頃に、タイムアップ。
ドッキリ成功はしなかったものの、かわいさは花丸なのでした。

のりまき
のりまき

見た目は硬派で寡黙なイケメンって感じなのに、ギャップがかわいすぎ♡

相方
相方

よその犬にキャーキャー言う人、なかなかいないんじゃない?

ちなみに「かわいい~!」とテレビに向かって叫んでいると、あずがテレビとのりまきを交互に眺めて、何やら考え込んでいました。
いつもは自分に言われている「かわいい」を、いつも言っているのりまきが、違うモノに連発している…?

あれ(テレビorテレビの中の犬)なの?あれがかわいいの?
あたしじゃなくて?

そう言いたげな視線を送っていたと思うのは、飼い主のひいき目でしょうか?
何も教えなくても、一緒に暮らす人間の呼び名を聞き分けて、きちんと区別できていることからすると、あながちカン違いとは思えませんが。

犬ドッキリにゾンビ襲来

それはさておき、田中康夫元長野県知事も愛犬のトイプードル♀ロッタちゃんとご出演。
専用のクローゼットまであるということで、飼い主の溺愛ぶりがうかがえます。
元知事自身も、ご自分を「執事」と称してはばかりません。確かに…。
8歳とのことで、年の功を期待しましたが、「絶体絶命」のパパを助けはせずに、飛びのいたあげく、遠巻きに眺めていました。
「そのお洋服だってママと一緒に買ってあげたんだよ~?」と、ゾンビに引きずり込まれながら、別れ際に恩着せがましいことを言う元彼のようなヤッシー。笑
放映の後でツイッター等をチェックしてみたら、案の定ヘッダーはロッタ嬢の上、公式サイトでロッタ写真館まで開設していらっしゃいました。
絶対、二つ返事でオファー受けましたよね…?

今回、唯一の成功は4歳♀(だった筈…)のボーダー・コリー。
休憩に入る時に、飼い主さんが食器にごはんを用意してしまい、そちらに気を取られていました。
「マテ」と言われたので、食べてはいけないと理解はしている様子でしたが。

「へぇ~、ボーダー・コリーでもフードは気になるんだ~」と、わくわくお手並み拝見。
そしていざ、ゾンビが現れ、飼い主さんを引きずり込み始めました。
もちろん、必死に騒いで名前を呼び、助けを求める飼い主さん。

何だか大変そうな主人は気になる、でもごはんも気になる、ああでもやっぱりご主人様っ…。

せわしなく飼い主とごはんの間を行ったり来たりしたあげく、たまらずちょっとつまみ食い。笑
ボーダー・コリーは非常に賢い犬種な上に、食いしん坊なイメージはあまりなかったので、ごはんに執着して、さらに命令に背いて食べてしまうという行動は新鮮でした。
その後、ロープをくわえて飼い主の元へ走り、引っ張りっこの要領で無事救出。
「もしかしてこれかな?」といった体でロープをくわえかけた時の、飼い主さんの絶叫。笑
「それーっ!!!」と言われ、いったん離したロープを再びくわえて、飼い主さんの元へ一目散に駆け寄ります。
もちろん定番の「Lemon」が流れましたが、今回は笑いの方が先に立ち、涙腺は緩みませんでした。

ロープをくわえるわんこ
相方
相方

さすが頭のいい犬種ナンバーワンだね!

のりまき
のりまき

でもラブラドールも賢い犬種4位に入っているんだよ…

相方
相方

えっ…(隣のあずを見る)

他にも、お笑いコンビTKOの木本武宏さんの愛犬、生後6か月のヨークシャー・テリアも出演していましたが、状況がまったく飲み込めていない様子で、飼い主は放置で走り去っていきました。
飼い主がゾンビに引きずり込まれながら、必死に「ポン!ポン!ポ~ン~!!!」と叫んでいるというのに、ほとんど振り返ることなく、軽やかに逃走
ある程度まで逃げてから、やっと振り向きましたが、それも飼い主に呼ばれたからではなく「あれ?何かやかましいのが静かになったぞ…?」といった感じ。笑
まあ6か月じゃ、どんな犬種でも無理ですよね。
いや、もしかして奇跡的にできる子もいるんだろうか?
それでもヨーキーちゃんは、あっちこっち行って、泥やら葉っぱやらろくでもないものを食べたりしない分、いい子だよねぇ~え?誰かさんと違って?
あんた今でもスキ見てやらかすもんね?と傍らの愛犬を睨むのりまき。

うちのあずが6か月の頃は、飼い主との絆どころか、基本的な世話としつけで手いっぱいの、まさに黒い悪魔
あの頃、こんなドッキリに参加していたら、絶対に自分の好き勝手に遊んだり、拾い食いをしたりしたに決まっています。
もしくは「何してんの?あたしも一緒に遊ぶ!」とばかりに、自分より低い位置にある飼い主の耳やら何やらを舐めたりかじったり……絶対、する。

相方
相方

転倒してうめいているところを、好き放題かじったあげくに踏んづけて行ったこともあるよ…

のりまき
のりまき

顔を舐めたがるくせに下手くそで、いつも犬歯が鼻の下に当たって痛かった…

ところで今回のドッキリ成功のカギは、わんこがロープを「ロープ」として認識できているかどうかではないかなと思いました。
いくら飼い主に「ロープ取ってきて!」と言われても、ロープが何なのか分からなければ、持ってきようがないですし。
放映されている限りでは、スタンバイ中に飼い主さんがロープに触れてはいなかったので、結構ハードルが高かったんじゃないかな~。
それでも必死に飼い主に応えようとするわんこたちに、大笑いさせてもらいながらも、ちょっとホロリとさせられたドッキリでした(結局、泣く)。