アイリッシュ・ウルフハウンド/Irish Wolfhound

原産国:アイルランド
区分:超大型犬
グループ:10
体高:オス79㎝以上/メス71cm以上
体重:オス49.5kg以上/メス40.5㎏

紀元前500年から300年頃、ケルト人によりギリシャからアイルランドに渡った犬が、後のアイリッシュ・ウルフハウンドやディアハウンドの祖先であるとされています。
王族間での贈り物として、アイルランド国外でも子孫を残しました。

かつてはオオカミ狩りで活躍しましたが、銃の発達により、1800年中頃には絶滅の危機に瀕しました。 1862年に、残されたアイリッシュ・ウルフハウンドと大型犬をかけ合わせ、犬種が復活し、そして1920年にはアイルランド・ケネルクラブにより公認を受けました。

全犬種中最大級のサイズで、かつては単独でオオカミを殺すこともできましたが、現在は「ジェントルジャイアント」と呼ばれるほど温厚で、狩猟欲は備わっていません。体の大きさのわりには運動量は比例せず、この犬種の場合は時々走らせてサイトハウンドの欲求を満たせば、毎日の規則正しい運動でも十分満足します。
胃捻転にかかりやすく、超大型犬のため寿命は短めです。

JKC登録数は、1999年では90位39頭の登録があります。
2013の年9頭が最低登録数で、その他の年は20～30頭をキープしています。最高登録数は2009年の58頭です。