アメリカン・アキタ/American Akita

別名:グレート・ジャパニーズ・ドッグ/ジャパニーズ・グレート・ドッグ
原産国:日本（改良国：アメリカ）
区分:超大型犬
グループ:５
体高:オス66～71㎝/メス61～66cm
体重:オス46kg以上/メス40㎏以上

マスティフやジャーマン・シェパード・ドッグと交雑した出羽系の秋田が、第二次世界大戦後に進駐軍によりアメリカに持ち帰られ、独自の発展を遂げました。
出羽系は、戦後日本で人気の高かった秋田犬のタイプです。

日本の秋田マタギ犬の特徴を残した犬は、日本で現在の秋田となっています。
一方、アメリカに渡った秋田は風土に合わせて改良され、マスティフの特徴を受け継いだ重量感のある体躯と幅の広い頭部が特徴です。

2000年に日本の秋田と区別され、マスティフ系に近いことから「グレート・ジャパニーズ・ドッグ」という呼称で第２グループに入りました。
その後、2006年に「アメリカン・アキタ」と改名され、第５グループに移りました。

秋田よりも警戒心は強くなく、より家庭犬向きに改良され、静かで落ち着いた犬種ですが、盲目的に従う性格ではなく、初心者には向かないとされています。
長時間の散歩に加え、ドッグランなどでの運動も必要です。

JKC（日本）・AKC（アメリカ）に登録はなく、KC（イギリス）は2017年に85位280頭の登録があります。