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自転車の種類と速度

のりまき日記
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前回、のりまき家が散歩中に遭遇した自転車について書きましたが、今回はスポーツタイプの自転車そのものにフォーカスして書いてみたいと思います。

専門的には、他にも車種があり、細かく分類されていますが、ここでは一般的なものを取り上げました。

ピストバイク

全日本実業団自転車競技連盟

スポーツタイプの自転車は、ロードバイクやクロスバイクも含めて、ひとくくりにピットバイク、ピストンバイクなどと呼ばれることもありますが、正確には「ピストバイク」です。

本来のピストバイクは、トラックレーサー(トラックレースに使用される競技用の自転車)のことです。
「piste」はフランス語で、自転車競技場やそのトラックのことを指します。
競技場で使用され、ブレーキを装着しないのが基本となっています。

ピストバイクとは、実際にはブレーキつきであっても、トラックレーサーを指しますが、日本ではブレーキを装着したものも含め、スポーツタイプの自転車をピストバイクと呼ぶことが多いようです。

ブレーキを装着しない自転車は危険なので、多くの国で公道での走行が違法とされています。
日本では、自転車の制動装置は道路交通法施行規則により「前車輪及び後車輪を制動すること」と定められており、公道はもちろん、公共の場での走行も禁じられています。

競技目的ではない、ブレーキなしの自転車は「ノーブレーキピスト」と呼ばれ、東京都では、販売を禁止する条例が2013年に制定されています。

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ロードバイク

写真画像はTABIRIN

国際自転車競技連合(UCI)が定めた、ロードレース用自転車のことです。「ロードレーサー」とも呼ばれます。
ツール・ド・フランスなど、UCI管轄の自転車ロードレースで用いられます。

公道での走行が許されている自転車の中では、最もスピードが出る自転車です。
プロのロードレースでは、最高速度は70km/h以上、平均速度は40km/hにも達します。
一般の人間が乗る場合には、平均速度は20~30km/h程度とされます。

前傾の運転姿勢を取り、前方の視界が限られることから、シティサイクル(ママチャリ)などに比べて、事故の当事者となり得る可能性が高いとされます。
2010年東京都で、青信号の横断歩道を渡っていた女性にロードバイクが衝突した、死亡事故も起きています。

長距離を、あまり止まることなく速く走ることに特化した自転車なので、街中での走行には元々適していません。

相方
相方

自動車並みの速度が出る自転車ってヤバいね

のりまき
のりまき

色々と障害物があったりするから、街中では速度が出せないってだけだからね

相方
相方

自分たちが遭遇したのは、ロードバイクのような気がするな…
フレームもタイヤも細かったし…

あず
あず

乗ってる人も、競技用みたいなピチピチの格好だったよ

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クロスバイク

写真画像はTABIRIN

クロスバイク(X-Bike, Cross Bike)は、和製英語です。
英語圏では「シクロクロス」(フランス語読み)「サイクロクロス」(英語読み)と混同されるので、注意が必要となります。
英語圏で日本のクロスバイクに相当する自転車は「ハイブリッドバイク」「トレッキングバイク」「ツーリングバイク」と呼ばれています。

マウンテンバイクとロードバイクを「クロス(交配)」させて作られた、街乗り用のおしゃれなスポーツタイプの自転車です。
国際ルールに基づく競技はないため、明確な車両規定はありません。
メーカーやモデルのコンセプトによって異なります。
呼び方も、トレッキングバイク、フィットネスバイク、スピードバイク、アーバンバイク、コンフォートクロス、シティクロスなど、メーカーによって様々です。

ロードバイクより身体を起こして運転でき、泥除けやカゴなどの装備も付属しているモデルが多いので、普段使いに適した自転車です。

最高速度は30km/hを超えることもできますが、平均速度は街中では15~20km/h信号の少ない郊外では25km/hほどとされています。

のりまき
のりまき

記事のためにスポーツ自転車を色々と見ましたが、ロードバイクとクロスバイクはパッと見、素人には違いがすぐには分かりませんでした

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マウンテンバイク

写真画像はTABIRIN

MTBとも表記されます。
山地などの急勾配や悪路を走るための自転車です。
安全性を確保するため、車体は重く、タイヤも太く作られています。
安定性があるため、急な坂道では70km/hものスピードが出ることもあります。

日本では、1980年代後半に第一次マウンテンバイクブームが訪れています。
1987年 に日本マウンテンバイク協会が発足し、スポーツとしての認知が進んでいく半面、そのしゃれた見た目から、街乗り用としても人気となりました。
現在はアウトドアブームの影響もあり、愛好家が増えています。

マウンテンバイクで山道を走る「トレイルライド」というレジャーが注目されていますが、登山者との接触事故や転倒事故が相次いでいます。
2019年12月には、京都府の山中で、転倒による死亡事故が起きています。

安定感があるため、体感よりもスピードを出し過ぎるきらいがあり、街中で運転する場合も注意が必要です。

相方
相方

オフロード用に造られたMTBのタイヤは、舗装された道路では削れるのが早くて適さないと言われていましたが、今は街乗り用のMTBも出ています

のりまき
のりまき

メーカーによっては、専用のカゴを取りつけられるモデルもあります

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おまけ:シティサイクル(ママチャリ)

写真画像はTABIRIN

舗装された道路を走るための、街乗り用の自転車です。
スポーツ自転車よりずいぶん重くできており、安いモデルだとギアが低速用で固定されているため、スピードは出にくくなっています。
平地での最高速度は30km/hが限界と言われ、一般的には12~13km/hほどの平均速度であるとされています。

のりまき
のりまき

シティサイクルも100%安全なわけではないので、やっぱり運転手の心がけが大切!

おまけ:自転車事故の多い都道府県

1万人あたりの自転車事故件数

「1万人あたりの自転車事故件数」のランキングをご紹介します。
「事故発生件数」ではありませんので、ご注意ください。

都道府県事故件数
1静岡県21.51
2群馬県20.99
3福岡県19.93
4兵庫県19.14
5愛知県18.59
6大阪府18.55
7宮崎県15.55
8埼玉県15.25
9香川県14.94
10佐賀県14.77
45秋田県4.09
46福井県3.50
47岩手県2.87
1万人あたりの自転車事故件数/データ参照:ダイヤモンドオンライン-自転車事故が多い都道府県ランキング【47都道府県・完全版】2018年版
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中学生・高校生の「通学時1万人あたりの自転車事故件数」

ちなみに11位、12位、13位は東京都、神奈川県、千葉県と関東圏がランクインしています。
2位の群馬県は、中学生・高校生の「通学時1万人あたりの自転車事故件数」においてワースト1位になっています。

都道府県事故件数
1群馬県29.42
2佐賀県18.41
3香川県15.74
4山梨県13.93
5徳島県13.87
中学生の通学時1万人あたりの自転車事故件数
データ参照:自転車の安全利用 促進委員会「2018年 自転車の都道府県別の通学時事故件数ランキング」
都道府県事故件数
1群馬県117.62
2静岡県75.47
3山梨県41.94
4宮崎県41.84
5山形県38.95
高校生の通学時1万人あたりの自転車事故件数
データ参照:自転車の安全利用 促進委員会「2018年 自転車の都道府県別の通学時事故件数ランキング」

中学生・高校生とも、学年別の事故件数(1万人あたり)は、約7割の都道府県で1年生が最も多くなっています。

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年齢別自転車乗用中負傷者及び負傷者

自転車の安全利用 促進委員会-自転車事故の実態

2011年のデータによると、自転車事故の負傷者の割合は「7~24才」の若年層が多く、特に「16~19才」が2万人超と、最も高くなっています。
他の年代では「70才以上」が17,000人超です。
また死亡者の割合は、圧倒的に「70才以上」で、全死亡者数628人に対し318人となっています。

あず
あず

「事故発生件数」なら、東京大阪がワーストのツートップ

相方
相方

中学生に比べて、高校生はいきなり事故件数(1万人あたり)が上がるんだね!

のりまき
のりまき

中学までは徒歩圏内ってところも多いからかな?

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参考:
自転車の安全利用 促進委員会「自転車事故の実態」
自転車の安全利用 促進委員会「2018年 自転車の都道府県別の通学時事故件数ランキング」
Charie「教えて‼ロードとピストどっちを選べばいいの?」
cyma「クロスバイクとロードバイクの違いや特徴とは?どっちを買うべきか目的別に解説!」
FLAME「自転車種類別!自転車の速度(時速)まとめ」
Greenfield「ロードバイクとピストバイクの違いとは?その特徴から選んで使い分けよう」
MOBY「【自転車】時速何キロでてるの?ママチャリからロードバイクまで|平均時速の計算など」
TABIRIN「自転車の種類ごとの距離設定と旅行速度の目安|はじめてのサイクリング」
TREK「クロスバイクとロードバイクの違い」
FIXED STYLE「ピストパイクとは」
サイクルストアファースト「ママチャリ(一般車)とスポーツ自転車の違い」
クロスバイク初心者ナビ「クロスバイクとママチャリの違い解説」
京都新聞「自転車で山道走る「トレイルライド」人気で事故多発、死者も 専門店は講習会開催」
自転車産業振興協会「自転車統計要覧 第51版 平成29年」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』