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ノーリードのわんこ事件簿③~盲導犬にノーリードの犬が近づき転倒~

わんこ雑記
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訴訟の内容

2023年6月、愛知県今治市在住の視覚障害者である50代女性が、盲導犬のラブラドール・レトリバーとともに歩いて帰宅中、ノーリードのチワワが近づいてきた。
盲導犬が急停止してことで、女性はバランスを崩し転倒。
その際に負傷したとして、2024年5月、チワワの飼い主に約170万円の損害賠償を求めて提訴、26年4月現在、松山地裁今治支部で争われている。

被告側は「盲導犬のにおいを嗅ぎに近づこうとした」「呼び戻すとすぐに離れた」「原告女性はその場に座り込んだだけで負傷はしていない」として、請求棄却を求めている。

訴訟では裁判官から和解を提案されたが、双方が受け入れなかった。
裁判では盲導犬に犬を近づけたことの過失の有無、負傷の有無や因果関係が主な争点となっている。

あず
あず

ちなみに民事訴訟の場合、「弁護士費用」は原則として「依頼した本人の自己負担」であり、勝訴しても相手方には請求できません

あず
あず

経済的利益(請求額など)が300万円以下の場合、着手金は8%、報酬金(成功報酬)は16%とされてますが、弁護士事務所によって異なります

のりまき
のりまき

印紙代など「訴訟費用」は敗訴した側が負担します

今回の問題

裁判自体については、原告と被告の言い分が食い違うのは当然ですし、詳細を知らない第三者である自分が言えることはありません。
ただ、ノーリードについては、大いに物申したい。

当サイトでも「ノーリードのわんこ事件簿」などでも散々書いていますが、わたくし、「ノーリード、ダメ!ゼッタイ!」の強硬派でございます。
といっても声高に注意したり、反対運動をしたりといった武闘派・行動派ではありませんが、「ノーリードは百害あって一利なし」と考えています。

そういや、SNSのプロフィールに「愛犬をノーリードにしたと思われる投稿をした飼い主は即ブロック」といった内容を表示していた人を見かけたことがあるけど、気持ちは解る。

あず
あず

興味のある方は当サイト内「ノーリード」で検索していただくと、いろいろ関連記事が出てきます

のりまき
のりまき

ノーリードの犬のせいもあり、あずは大の犬嫌いになっちゃったので、ノーリードに対しては不快と恐怖しかない

ノーリード飼い主は犬飼いの敵

今どき、ドッグランなどノーリードOKの場所以外で、愛犬をノーリード状態にする人は、はっきり言って犬を飼う資格がありません。
万全の対策をしていても「絶対」はないので、飼い主の転倒や事故、リードや首輪の破損などで期せずしてノーリードになってしまうこともあり得なくはありませんし、自分たちもヒヤリとした経験があります。
そういう不慮の事態ではなく、積極的に常習的に愛犬を公共の場でフリーにしている飼い主が言語道断なのです。

被告の女性がどのような理由から愛犬をノーリードにしたのかは分かりませんが、想定外にノーリードになってしまったチワワを探したり、追いかけていたりしていた中での事故、とは考えにくい。
とすれば、チワワは飼い主公認のノーリードで散歩していたことになります。

「すぐに呼び戻したか」どうかは関係ないし、犬のサイズも関係ない。
近づかれた側がどんな犬でもダメですが、盲導犬というのがさらに罪深いと個人的には思います。
視覚障害者は状況が見て判るわけではない。負傷がなかったとしても、感じた恐怖はかなりのものだっただろうと想像がつきます。

あず
あず

和解にならなかったってことは、感情のもつれもありそう…

のりまき
のりまき

お互いに言い分はあると思うよ

「ウチの子に限って」はない

愛犬をノーリードにする飼い主は、幾つかの共通する言い訳をされます。
以下「うちの子は」言い訳リストです。

  • 訓練してあるから
  • 穏やかな性格だから
  • もう年寄りだから
  • 小型犬だから

上記を論破するのは簡単なので、とりあえず置いといて。
あとは「自由にのびのびさせてあげたい」とか? …ネゴトワネテイェ いや失礼。
今回の飼い主さんの場合は「何かあったらすぐ呼び戻すから大丈夫」も加わりますね。大丈夫じゃなかったから、訴訟沙汰になっているのでしょうけれども。

分かってんのかなぁ。
ノーリードの代償は高くつきますよ?
他害の可能性だけではなく、自分の犬が最悪死ぬ場合も考えられるのに、それでもノーリードにこだわる意味が分かりません。

今回は訓練された盲導犬だったからチワワは助かったけれど、勝手ににおいを嗅ぎに行った先の相手が、犬嫌いだったり攻撃性の高い犬種だったりしたら、どうするつもりですか。
自転車やキックボードが通りかかったら、愛犬が車道に入り込んだら、呼び戻しだけで事故が防げるわけありません。

相方
相方

事故が起きてから後悔しても遅いからねぇ

相方
相方

あずが興奮した際に首輪の留め具が外れて以来、我が家では首輪+ハーネスのダブルリードを欠かしません

とあるブログ

以前、散歩帰りに自宅が近くなると愛犬たち(超大型犬種)をノーリードにするのが恒例だという飼い主さんのブログを見かけたことがあります。
コメント欄でやんわり注意されていても、どこ吹く風。「自分なりに考えてやっていること」などと聞く耳をお持ちではありませんでした。

え、なにを? 自分なりに? 考えて?

ハテナが幾つも浮かび、そっ閉じ。たまたま見つけたブログだったので二度と閲覧することもありませんでした。

写真で拝見する限りでは大きな通りを1本入った住宅街で、ご自宅まで両脇に何軒か家が並び、近くに十字路もあるようでした。
いくら生活道路とはいえ往来が完全にないわけでもなし、何を考えて愛犬たちをフリーにしているのか、理解できませんでした。
たぶん文句を言われたからそう返しただけで、常識的で正当な「自分なりの考え」なんて存在してはいないのでしょう。
避難訓練とか帰巣訓練とかだったら、普段はリードつきでも問題ない筈だし。

…と、ここまで書いて分からなくなってきました。
ノーリードって世間的には結構許容されていたりする?
自分が神経質なだけ? 万一の事態を考えすぎ?

いやいや、自分でも言ってたじゃない「絶対はない」って。
逆に「何らかの事故が起こらない可能性」も絶対にないとは言い切れない。

うちのわんこを見ていたら分かる。
小さい子と同じで、興味のあるものを見つけたら猪突猛進になりがちです。
そんな時は呼び戻しなんて耳に入っていないし、理性も働いていない。
飼い主がリードをしっかり握ってコントロールしているからこそ、他に迷惑をかけることもなく、愛犬の安全も守られるのです。

家庭犬なんてそんなもんです。
そういう意味では、自分の犬をあんまり信用しない方がいいと思っています。

あず
あず

のりまきはあたしのこと、信用してないの?

のりまき
のりまき

愛情は信じてるけど、人間の大人並みの分別は期待してないよ?

のりまき
のりまき

安全を考えたら、幼児のリードも肯定派だしね

ほじょ犬に出会ったら

イラストは厚生労働省noteより

身体障害者補助犬(ほじょ犬)とは「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」の総称です(以下、補助犬)。
特別な訓練を受け、ハーネスや表示をつけて仕事をしています。ペットではありません。

補助犬および補助犬ユーザーと出会った時は、犬に声をかけたりなでたりしてはいけません。
補助犬ユーザーがお困りの様子であれば、いきなり身体をさわったりせず「何かお困りですか?」「お手伝いしましょうか?」と声をかけて(聴覚障害者の場合は筆談で)、必要なサポートをお聞きすることから始めましょう。

ほじょ犬にしてはいけないこと

補助犬に対しては、とにかく接触・干渉せず、そっと見守ることが大切です。

  • 触らない
  • 話しかけない
  • じっと目を見ない
  • 飲食物を与えない
  • 自分のペットを近づけない

もちろん、口笛を吹いたり、ハーネスをつかんだり、食べ物を見せたり、といった行為もNGです。

自分が身体障害者となり、補助犬に助けてもらう立場になったと仮定したら、勝手に手出しをされたり、ノーリードの犬が近づいたりする迷惑や恐怖は、少しは理解ができるのではないでしょうか。

のりまき
のりまき

これ、うちの子にもしてほしくないNG行為なんだよね

相方
相方

他の犬は親の仇かってくらい嫌いだし、人も苦手だから、されると非常~~~に困るね

まとめ

犬飼いである自分の推しは、我が家の愛犬「あず」です。
わんこというグループを箱推ししながら、グループ内のあずを激推ししている感じでしょうか。

中でも、何の心配もなく可愛がられて、食っちゃ寝しているだけのあずと違い、訓練を受けて人間のために働いてくれている補助犬は、自分にとってはスーパーアイドル。
人に例えるなら、レスキュー隊やレンジャー部隊といったところでしょうか。
現役期間は約8年間と短いけれど、犬生にとっては半分以上、それも2歳から10歳までの黄金期を捧げてもらうわけです。

尊すぎる。

たっぷりお金も手間ひまもかけた選ばれし超エリート。
そんな愛おしくも別次元の存在に対しては、大喜びで近寄りたくなるのをぐっと我慢して、遠くからそっと見守るのです。
それが真のファンたる者の務め。
もちろん犬推しでなくとも、当然のマナーであることは言うまでもありません。

あず
あず

のりまきが補助犬を見つけたら絶対キャーキャー言うと思ってた…

のりまき
のりまき

いや心の中では言いまくりだし、気づかれないようにガン見したいよ?

のりまき
のりまき

でもね!推しの邪魔をするのはファンじゃないと思うの!

相方
相方

キャリアチェンジ犬や引退犬を定期的に調べてるガチだもんね…

参考:
讀賣新聞オンライン「盲導犬にリードなしの犬が近づき転倒し負傷」
石井万寿美「【盲導犬】リードなしチワワ接近で転倒負傷 視覚障害女性が提訴 補助犬守るマナーとは」
アトム法律事務所「民事裁判にかかる費用は訴訟費用と弁護士費用|負担を減らす方法はある?」
ベリーベスト法律事務所「民事訴訟(裁判)の弁護士費用や相場は? 相談料も解説」
弁護士法人 青葉法律事務所「民事事件一般(交渉、調停、訴訟等)の弁護士費用」
厚生労働省
公益財団法人 日本盲導犬協会「盲導犬に街で出会ったら」
公益財団法人 アイメイト協会「アイメイト使用者に出会ったら」
公益財団法人 東日本盲導犬協会「盲導犬を見かけたら」
特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター「補助犬について」
社会福祉法人 日本介助犬協会「介助犬について」「介助犬図鑑」
ラブを飼うならカクゴしろ!「4月最終水曜日は「国際盲導犬の日」」