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犬がいる初めての夜-食事編-

あず日記
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ペットショップと本契約を交わし、引き取りの日も決まり、お迎えの準備もあらかた済み、ドキドキワクワクしながら過ごしているのりまき家に、ショップから電話がかかってきました。
あずがお腹をこわしてしまったので、引き取りは調子がある程度戻ってからにしてほしいとのこと。
ショップのルールかどうかまでは覚えていませんが、そういう方針には好感が持てました。
もちろん、こちらに異存はなく、少々心配ながらもショップからの連絡を待ち、こちらの都合のよい時に引き取りに行きました。
引き取りは、予定より4~5日のびたように記憶しています。
ショップでは、とにかく消化がいいようにフードを柔らかくふやかし、缶詰のウェットフードも併用して与えられていたようです。 引き取ってからのフードもよくふやかすようにスタッフから言われました。

子犬の食事

1日に与えるフードの回数は、一般的な目安として生後2カ月までは4回、生後3~6カ月までは3回と言われています。超小型犬の場合は、生後3~4カ月でも4回に分けた方がよいケースもあるようです。
選んだブランドに「パピー用(子犬用)」があれば、そちらを与えます。パピー用の中でも小型犬・中型犬・大型犬の区別がされている場合があるので、犬種に合わせます。※「全年齢・全犬種対応」というフードもあります。
子犬を引き取った当初は、それまで食べていたフードと同じものを与え、もし変える場合は1週間~10日ほどかけて、少しずつ切り替えます。

また、子犬期はフードをふやかす必要があります。
フードが変質してしまうので、熱湯ではなく、ぬるま湯か常温でゆっくり戻します。
その際、ミネラルウォーターは使わない方がよいそうです。ミネラルの過剰摂取になると、尿路結石などの原因になるからという理由でした。
乳歯が生えるまでは芯が残らない程度に、生え始めたら徐々に固めに戻します。咀嚼力や消化機能の発達の度合いにもよりますが、一般的には生後4カ月までふやかします

あずがうちに来たのは3カ月半だったので、普通の状態であれば1日の食事の回数は3回、ふやかすのも軽めに、といったところです。
ところが引き取る前にお腹をこわしてしまったため、当分は3~5回に分け、よくふやかすことにしました。
うちでは、ペットショップで食べていたロイヤルカナン(ミニ スターター マザー&ベビードッグ)とセレクトバランス(チキン/パピー用)を当初は食べさせていました。※現在はどちらもリニューアルしています。
ショップで与えられていた通りに、うちでもロイヤルカナンとセレクトバランスを半々にして与えました。 ふやかす水は、食事のたびに少量の水道水を沸かし、ぬるま湯に調整したものを使いました。

のりまき
のりまき

いちばん最初は、とりあえずショップで食べていた通りのフードにしました
愛犬の体調・好みや飼い主の都合に合わせて変える場合でも、最初だけはショップと同じものを用意した方が無難です☆

小型犬用のフードで大丈夫?

同じでいいならその方が選びやすくていいけど…

ロイヤルカナンは小型犬用だったので、これで大丈夫なのか訊いてみましたが、「今まで与えていたので、たぶん問題ないと思う」という、曖昧な返答でした。
前にあずがいた系列店でのフードは「分からないが、チェーン店なのでどこも同じではないか」ということでした。
その時は、提示された通りの商品の1kg袋を購入して帰宅。
後でメーカーのラインナップを調べたら、パピー用として中型犬用(ミディアム ジュニア)・大型犬用(マキシ ジュニア)もちゃんとありました。
その他にもロイヤルカナンでは、特定犬種のためのフードを販売しています。日本の人気御三家、プードル・チワワ・ダックスフントのほか、柴犬やミニチュア・シュナウザーなど22犬種別に、最適な栄養バランスとキブル(粒)のフードを展開。犬種によりラインナップは多少異なりますが「子犬用」と「成犬・高齢犬用」が用意されています。ラブラドール用のフードもあります。

中型犬用・大型犬用どころか、特定の犬種に合わせたパピーフードまで商品としては存在するというのに(それが本当に必要かどうかはともかく)、ペットショップにはほとんど置いていないのはなぜでしょうか?
推測するに、第一はペットショップで主に扱うのは小型犬種なので、必然的に小型犬に合わせたフードになるのではないかということ。少数派の中・大型犬種のために、専用の食事をいちいち用意できないということでしょう。
第二はフードの流通です。ロイヤルカナンの「ミニ スターター」は、私が見た限りでは、ペットショップならどこでも扱いがありました。ホームセンターのペットコーナーにも置いてありました。しかし、「ミディアム ジュニア」や「マキシ ジュニア」はどこにもありませんでした。
ロイヤルカナンに限らず、その他のブランドのフード・歯みがきガム・おもちゃなども、超小型犬か小型犬用が主流で、大型犬用などはほとんど置いてありません。
それは現段階では、小型犬が日本で飼われる犬の主流であり、店頭で購入される商品も小型犬用が多数ということです。
ショップ側も、ごく少数の中・大型犬のために、恒常的に商品を扱うわけにいかない事情があるのだなと思いました。
ただ例外的に、柴犬向けの商品は、フードも含め多数の扱いがありました。
第三は…結局は何を与えようが大丈夫!パピー用ならどれも同じ!なんてこともあるのかどうか…。

のりまき
のりまき

あずのお腹が弱かったので、フードについてはかなり苦労して、色々と試しました

相方
相方

トイレもほんっと大変だったなぁ…

あず
あず

ほんと?全然おぼえてないんだけど~

のりまき
のりまき

フードについては別記事でまとめる予定です

ラブの本領発揮

体重が4倍以上になった今も、車では膝に乗ってきます…重い…

さて便の状態が安定するまで、ショップで預かってもらったので、家に来た当初はまあまあといったところ。ティッシュでつまめる程度にはよい状態でした。
もしまた下したら、もしくは食欲がなくなったら、ウェットフードの缶詰を与えるように言われたので、念のため幾つか購入して帰りましたが、その必要はなさそうでした。

まぁ~あ、よく食べること食べること。
フードをふやかしている間にも、この世の終わりのような顔でピイピイ泣きわめき、催促の嵐。持っていくと鼻づらを突っ込んで、しっぽを振るのも忘れて夢中で食べていました。
フードをこぼしたり、お皿の底で鼻がひん曲がったりするほどの勢いでした。
何を誰が与えようが、そんなことは食欲の前には関係なし!といった体で、何でもよく食べました。
「うちの子、食が細くて…」「好みがうるさくて、なかなか食べてくれない」なんてセリフ、おそらく金輪際、口にすることはないでしょう。笑
さすが「歩く胃袋」と異名を取る犬種だけはあります。
ちなみに、食べる前は大騒ぎですが、食べた後は特にお代わりを期待するでもなく、満足そうにしていました。

量や内容については、成犬になった今でも、あずにとって重要なことではないようです。
いつものフードと違う試供品を少しだけ混ぜたり、フィラリアの薬を細かく砕いて混ぜたりしてあると、一瞬「何だこりゃ?」という顔で、においをかぐこともありますが、本当に一瞬だけで、すぐにためらいもなく食べ始めます。
2歳を過ぎ、フィラリアの薬を混ぜるのも2年目になると、もはやにおいを嗅ぎもせず、「ヨシ」の合図で早々に食べ始めています。笑
「食事を与えるのりまきを、全面的に信頼しているんだね♡」と感激する一方で、「ラブは食えりゃ何でもいい犬種だからね…」という冷めた事実が脳裏に浮かびます。
たぶん、後者が真実なのでしょうけれども、そこにはフタをして。笑

当初の体重は5kg

引き取った当時、3カ月半のあずの体重はちょうど5kg
子犬期は個体差が非常に大きいのですが、大体の目安として、ラブラドールの場合、 生後3カ月では5~10kg、4カ月では9~15kgとされているので、かなり小柄と言えます。
引き取った当初は、子犬の細かな体重などはよく知りませんでしたし、詳しく書いてある本も見つけられませんでした。
そのため、犬飼い初心者ズは「ちょっと小さいかな?」程度に思ったくらいで、あまり気にしていませんでした。
ラブラドールの成犬の体重はメスで25~35kgとされているので、これからの1年~1年半の間にそれくらいにはなるのだろうと思っていました。
「成長期に20~30kgも増えるのか~。やっぱり犬は人間とは全然違うんだね」なんて、のんきなことを言っていました。笑

何だかんだ言って犬は丈夫な生き物だし、よく食べているし、しつけはちょっと不安だけど、順調に育つだろうと、のんきに構えていたのでした。
…というより、不安だらけの新米飼い主ズは、努めて楽観視しようとしていたのでした。
その幻想は初日の真夜中に早々に、そして動物病院で粉々に 打ち砕かれることになるのですが、それはまた次のお話にて。

相方
相方

あれやこれや心配したけど、小柄ながらちゃんと育ったよね♪

のりまき
のりまき

私は今もアホの子なんじゃないかと疑ってるよ…

あず
あず

今はね☆ ふふふ…